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建築一式工事で発生する中間マージンとは?

2023.04.20

建築一式工事を行う場合、工事全体を請け負う建設会社は、その一部を他の下請け業者に委託することがあります。
 
この場合、建設会社が請け負った工事の費用に、下請け業者に支払う金額を加えた価格を、最終的に発注元である建築物のオーナーや発注者に請求します。この際に、建設会社は下請け業者に支払う金額と、建築物のオーナーや発注者から受け取る金額との差額を利益として得ることができ、中間マージンとは、この差額のことを言います。
 
つまり、建設会社が下請け業者に支払う金額と、建築物のオーナーや発注者から受け取る金額との差額を中間マージンと呼び、建設会社の利益となります。
 
中間マージンは、建設会社が下請け業者に支払う金額や、建築物のオーナーや発注者から受け取る金額によって変動しますが、一般的に中間マージンは、建築工事の費用全体の数%から数十%程度というのが相場であり、建設会社の収益構造に大きく関わる重要な要素としても知られています。
 
建設会社によっては、下請け業者を使用せずにすべての工事を自社で賄うところもあり、そのような会社の場合は、中間マージンが発生することはありません。その結果、同じ工事内容でも費用を安く抑えることが可能となります。
 

 

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